2026年2月14日(土)、筑波サーキット コース2000にて、チューニングカーによるタイムアタックイベント「シバタイヤ presents Attack Tsukuba 2026」が晴天のもと、無事開催されました。

まずは、本イベントの冠スポンサーとして多大なるご支援を賜りましたシバタイヤ様に、心より御礼申し上げます。
また、企業スポンサー各社様、そして漢気サポーターの皆様のご協力があってこそ、本イベントを開催することができました。改めまして深く感謝申し上げます。


当日は、日本全国ならびに海外から170台を超える車両・チームにご参戦いただきました。



タイムアタックの聖地・筑波サーキットにて、数多くの挑戦と熱いアタックが繰り広げられたことを大変嬉しく思います。

さらに、多くの一般観戦の皆様にもご来場いただき、駐車場・観客席ともにほぼ満員となる盛況ぶりとなりました。エントラントやドライバーの皆様にとっても、いつもの筑波とは一味違う熱気に包まれた環境の中で、タイムへ挑む特別な一日になったのではないでしょうか。ご来場いただいたすべての皆様に、改めて感謝申し上げます。


なお、一般観戦の入場時には想定を大きく上回る来場者数となり、動線整備や誘導体制が十分とは言えず、一部で近隣道路に渋滞を発生させてしまいました。ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今後は筑波サーキットおよび下妻市と連携し、再発防止策の検討・強化に努めてまいります。
それでは、当日の模様を振り返っていきます。
Attack Tsukubaの朝、恒例のコース上でのセレモニー
Attack Tsukubaの朝は、ホームストレート上で行われるドライバーズミーティングを兼ねたセレモニーから始まります。筑波開催ではこれまで一度も欠かすことなく続けられてきた、恒例のシーンです。

冠スポンサーであるシバタイヤ代表・柴田さんの挨拶、そしてシバタレーシングチームのワークスドライバー、蕎麦切広大選手による選手宣誓(無茶振り)からセレモニーはスタート。


続いて、レーシングドライバーでありブリヂストンの開発ドライバーでもある佐々木雅弘選手、そして横浜タイヤ開発ドライバーでARVOU代表の柴田優作選手が登場し、ニュータイヤのPRが行われました。


さらに、海外から筑波最速を目指して参戦するQartoumy Racing CorvetteのFeras Qartoumy選手の挨拶や、当日発売となったAttack公式漫画である『REN』のPRも行われました。


そして最後は筑波チューニングカー最速を今なお誇るエスコートEVO9のオーナードライバー、ファイヤー安藤選手による所信表明演説。この一連のやり取りには、走行前の緊張感に包まれていたドライバーたちの表情も次第にほぐれていきました。


その後は、出走全ドライバーによる恒例の記念撮影。

筑波最速チューニングカーであるエスコートEVO9をはじめ、下妻市イメージキャラクター「シモンちゃん」、茨城県守谷市の自称“御守犬”「守犬(もりけん)」、そして“翼をさずける”でおなじみのエナジードリンクブランド「レッドブル」のサンプリングカーも登場し、華やかな雰囲気の中で撮影が行われました。



早朝8時からのセレモニーにもかかわらず、グランドスタンドには多くの観戦者が詰めかけ、会場は早くも熱気に包まれました。
そしてセレモニー終了とともに、いよいよ出走開始。この日、筑波サーキットは“スーパーラップのみ”で構成された、タイムアタック一色に染まる一日が幕を開けます。
車種別・ライバル別で構成されたスーパーラップ
午前9時、外気温6℃/気圧約1021hPaという好条件のもと、スーパーラップのみで構成された走行セッションがスタートしました。


計測は基本2周で行われます。コースインはAパドック(通常通りピットロードから合流)とBパドック(1ヘアピン付近から合流)に分けられ、車種別・ライバル関係などを考慮した組み合わせで進行していきます。
最終的な出走台数は172台にのぼりました。日中には気温が15℃を超える場面もありましたが、その中でも自己ベストを更新するドライバーやチームが多数見られました。


コースサイドに目を向ければ、グランドスタンド、最終スタンド、1ヘアスタンド、ダンロップスタンドはいずれも観戦者でほぼ満員。


その熱気は確実にドライバーたちへと伝わり、アタックを後押しする力になっていたはずです。改めて、多くのご来場に感謝申し上げます。
ピックアップトピック
NA最速戦線 ― 最速を狙う両者の直接対決
前日走行で筑波NA最速となる54秒329を記録したマツキヨ MINIGT NA-7 by RE雨宮(坂口夏月選手)。

そしてそのNA最速の座を狙い、可変リアウイングDRSなどのアップデートを施して挑んだM’s Cayman GT3(上村優太選手)。NA最速を懸けた2台は同時コースインとなりました。


スーパーラップの瞬間、筑波中の視線が一斉に集まりました。張り詰めた空気の中で行われたタイムアタックは、当日もRE雨宮に軍配が上がる結果となりました。
SHOW TIME ― レコード奪還への挑戦
筑波サーキットのコースレコード奪還を目指して実施されたスペシャルステージ「SHOW TIME」。


B-A-R 常陽不動産 RSC300とQartoumy Racing Corvetteの2台が、筑波最速チューニングカーであるエスコートEVO9の持つ記録へ挑みました。
しかし両車とも、前日走行時に注意を受けていた音量規定を1本目で超過。本アタックを前に、無念の走行打ち切りとなりました。

海外から参戦したFeras Qartoumy選手は結果を真摯に受け止め、「必ず筑波最速を取りに戻ってくる」とコメント。挑戦は未完のまま終わりましたが、その挑戦は確実に次戦へとつながっています。
なお、音量測定は気温や湿度の影響を受けるため、条件によっては規定を超過するケースも起こり得ます。サーキットの継続的な運営のためにも、各車両の十分な配慮と対策が求められます。
スイフト頂上決戦 ― LAILE VS TM-SQUARE
HKSのスイフトを除き、これまでZC33S最速を誇っていたレイルの「LAILE ZC33S 1号機」と、対抗馬「TM-SQUARE 6号車」が同時コースイン。


直接対決の結果、TM-SQUARE & 田中ミノル選手が58秒179をマークし、LAILEのタイムを上回る結果となりました。同一車種で明確なライバル構図の中での出走となったこのスーパーラップは、タイムアタックの醍醐味を象徴するシーンとなりました。
初開催・S2000クラス ― 車種別枠の可能性
今回、初開催となったS2000クラスには20台がエントリー。車種別枠として最多台数を記録しました。


同志でありライバルでもあるS2000だけが同時にコースインする光景は圧巻。



とりわけ、ARVOU☆TIT-TMR S2000(石井ヨシタカ選手)とASM with B-Max S2000(木村偉織選手)のスーパーラップでは、スタンドから大きな歓声が上がりました。


車種別枠はこのほかにもGRヤリス、NCロードスター、スイフトなどで実施され、イベントに新たな広がりをもたらしました。
シバタレーシング、R31で本格参戦
シバタレーシングがR31スカイライン「R31HOUSE SHIBATIRE MOTUL AME」で筑波へ初出走。

前日走行ではシバタイヤ R50 T9βを装着し、59秒998を記録しました。


車両、タイヤ、ドライバーの熟成が進めばさらなるタイムアップも期待でき、シバタレーシングチームの新たな挑戦の第一歩となりました。今後の動向にも注目です。
HKS GR86 ― カーボンニュートラルという新しい挑戦
HKSのGR86は、100% Fossil Freeの次世代レース燃料「HKS CNR FUEL(Carbon Neutral Racing Fuel:開発品)」を使用して出走。


環境配慮とパフォーマンスを両立させる取り組みの中で、54秒803を記録しました。

速さを追い求めるだけでなく、チューニング業界の未来を見据えたこの挑戦。タイムアタックという舞台は、確実に次の時代へと歩みを進めています。
イベントブース紹介
当日はAパドック、Bパドック、芝生エリア、グランドスタンドエリアなど、筑波サーキット各所に全31社が出展。会場を彩った各ブースの様子をエリア別にご紹介します。
Aパドックエリア
シバタイヤ


モータースポーツの現場で鍛えられた技術をもとに、「安くて、性能の良いタイヤ」を追求するタイヤブランド。
当日はタイヤサービスも担い、タイムアタックへ挑むエントラントを足元から支えました。
下妻市


筑波サーキットを擁する下妻市がブースを出展。地域の魅力や特産品をPRしました。サーキットから約20分の場所にオープンした「ホテルルートイン下妻」も、遠征組には朗報です。
コストコホールセール


会員制倉庫型スーパー「コストコホールセールつくば倉庫店」が出展。商品PRや優待チケットの配布を実施し、多くの来場者で賑わいました。
横浜ゴム


モータースポーツで培われた「ADVAN」ブランドを展開。スポーツ走行向けタイヤやホイールを展示しました。
エスコート


車種を問わず高い技術力で対応するチューニングショップ。筑波最速チューニングカー「エスコートEVO9」を展示しました。
REN


Attack公式漫画『REN』。主人公・速水蓮がFD3Sで“Attack Tsukuba”に挑む物語の発売開始を告知しました。
HKS


総合チューニングパーツメーカー「HKS」。エンジン、サスペンション、電子制御パーツなど幅広い製品を展示・販売しました。
CarShopGLOW


HID・LED製品や各種チューニングパーツを展開。イベント特価販売やドライカーボン製フロントアンダーパネルを展示しました。
SH-Corporation


高性能輸入パーツを扱う専門商社。ウインドレーサーやウインドバッグなど、サーキットでも活躍する製品を展示しました。
BOSCH


世界的自動車部品メーカー。ダッシュロガーやレース用ABSなどモータースポーツ関連製品を展示しました。
ATS


LSD、クラッチ、クロスギアなど駆動系パーツを展開。LSDの動作体感デモや製品展示を実施しました。
日本サン石油


「SUNOCO」ブランドの潤滑油を展開。実際にタイムアタックで使用される製品の紹介を行いました。
TWS


TAN-EI-SYA鍛造技術を背景に持つホイールブランド。“TWS Motorsport”シリーズを展示しました。
Race Gauge


高精度アライメントテスターを開発。正確な絶対値測定を可能にするアライメントテスターとシステムを展示しました。
Winmax


ブレーキ製品の開発・製造を行うメーカー「Winmax」。モノブロックキャリパーや各種パッドを展示しました。
Racetech


レースギアや各種用品を扱う「レーステックジャパン」。燃料システムに革新をもたらすHolley HydraMatの実演展示も実施しました。
金鈴精工


タイヤ削り機「削丸 Kezmaru」を製造・販売。
ブースでは実演と参加チームのサポートを行いました。
ICE FUSE


極低温冷却処理パーツや静電気対策製品を展開。Attack公認パーツの展示・販売を行いました。
BP NAKAYAMA


粉体塗装やセラコート施工を行う正規施工代理店。
断熱・放熱性能を高めるHDP塗料施工パーツを展示しました。
ZESTEK


ステアリング内コントロールハブを展開する「ZESTEK」。新製品SCX Hub(Gen.2)を展示しました。
ORC


小倉クラッチが展開するレーシングクラッチブランド。各種クラッチ製品を展示しました。
ENDLESS


ブレーキ関連製品を展開するメーカー「ENDLESS」。軽量モノブロックキャリパーなどを展示・販売しました。
ヤシオファクトリー


「欲しいから作る」を信条にパーツ開発を行うブランド。レーシンググローブやアパレルを販売しました。
Bパドックエリア
GCGターボ


ターボチャージャーを中心に各種エンジンパーツを展開。主力商品の展示販売を実施しました。
AME


レースやタイムアタック向けホイールブランド。GT-VやTM-02などを展示しました。
ガレージMAEDA


ワンオフパーツ製作や各種溶接加工を行うショップ。
GRヤリスのデモカーを展示しました。
芝生エリア
BELL × MAROYA


モータースポーツ企画とトレーラー販売を展開。トレーラーや各種用品を展示しました。
The Check Shop


輸入車・トレーラー販売を行うショップ。「Brian James Trailers」の実車を展示しました。
グランドスタンド裏エリア
HALスプリング


多競技に現地サポートを行うスプリングメーカー。GR86/BRZ Cupチャンピオンマシンなどを展示しました。
CARSHOP LEAD


チューニングカーやスポーツカー販売の専門店。FD3S RX-7用オリジナルエアロ「MF-1 Full Kit」装着車を展示しました。
さまざまな角度からタイムアタックに携わり、支える企業やブランド、ショップが筑波サーキット各所に並びました。
コースの内外で交わるそれぞれの情熱こそが、このAttack、そして日本のタイムアタック文化を形作る大切な要素であることを、改めて実感する一日となりました。
イベントの余韻に:ダイジェスト動画&イベントフォト
ライブ配信アーカイブ&ダイジェスト動画
当日の熱気と緊張感は、ライブ配信アーカイブやダイジェスト動画でも振り返ることができます。
今後は参加車両別の個別動画も順次公開予定です。ぜひ公式チャンネルを登録して、続報をお待ちください。
イベントフォト
当日は公式フォトグラファー11名が、パドックやコースサイドからそれぞれの視点で撮影を行いました。

写真は各フォトグラファーのSNSなどで順次公開されます。ぜひフォローしてチェックしてみてください。
フォトグラファーSNSリンク
2026シーズンの筑波を終えて
2026年シーズンのAttack Tsukubaは、実質2日間にわたるタイムアタックウィークのなかで、多くの記録が生まれた熱い時間となりました。


ドライバー、チームそれぞれが、この筑波の舞台に立つまでに積み重ねてきた背景と挑戦の過程は、このレポートでは到底まとめきれないほど濃密なものです。すべての物語を拾いきれないことにもどかしさを覚えながらも、それほどまでに多くの真剣な挑戦がこの筑波に集まりました。

現在はネットやSNSであらゆる情報が手に入る時代です。しかし、現場で同じ時間と空気を共有し、タイムアタックの最前線で緊張感と高揚を肌で感じる体験は、決して画面越しでは伝えきれないものがあります。当日、筑波で何かを感じ取っていただけたのであれば、イベントとしてこれ以上の喜びはありません。
改めまして、当日ご来場いただいた観戦者の皆様をはじめ、全力でAttackに挑んだエントラントの皆様、ブース出展や運営を支えてくださった関係者の皆様、そして冠スポンサーであるシバタイヤ様、企業スポンサーの皆様ならびに漢気サポーターの皆様に、心より御礼申し上げます。


Attackは、単なるタイム計測の場ではありません。
ラップタイムに本気で向き合う人々の情熱が交わる場所であり、日本のタイムアタック、そしてチューニング文化を未来へとつなぐ舞台です。



その一方で、筑波サーキットを取り巻く騒音の問題にも真摯に向き合っています。規定音量を守っていても、周辺で音が気になることがあるのも事実です。地域の皆様に理解され、愛されるサーキットであり続けることは、筑波を走るすべての者にとって、欠かすことのできない責任であり使命です。

サーキットがある下妻市、そして八千代町は本当に素晴らしい場所です。この地がタイムアタックの聖地であると同時に、その魅力がさらに広がっていく未来を築けるよう、Attackとしても努力を続けてまいります。

また来年、この筑波の地で。
さらに進化したステージで、皆様とお会いできることを心より楽しみにしています。
📸 Photo:AttackTsukuba2026公式フォトグラファーの皆様 / 金子信敏 様
シバタイヤ presents Attack Tsukuba 2026
2026年02月14日(土)、筑波サーキットコース2000にて開催されるチューニングカータイムアタックイベント。
イベントの詳細情報はこちらから。





































































































